Japanese
English
誌上シンポジウム プレート骨接合術―従来型かLCPか
Locking Compression Plateの適応と正しい使い方
Indication and Proper Use of Locking Compression Plate
澤口 毅
1
Takeshi Sawaguchi
1
1富山市民病院整形外科・関節再建外科
1Department of Orthopaedics and Joint Reconstructive Surgery, Toyama Municipal Hospital
キーワード:
骨折
,
fracture
,
プレート
,
plate
,
ロッキングコンプレッションプレート
,
Locking Compression Plate
Keyword:
骨折
,
fracture
,
プレート
,
plate
,
ロッキングコンプレッションプレート
,
Locking Compression Plate
pp.441-447
発行日 2009年5月25日
Published Date 2009/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408101505
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Locking Compression Plate(LCP)は,スクリューとプレートがロッキングすることにより強固な固定が得られ,また骨にプレートを密着して固定する必要がないなどの利点がある.そのため骨幹部や骨幹端部粉砕骨折,骨粗鬆の高度な骨折,人工関節周囲骨折,関節部骨折,MIPO法,骨切り術によい適応がある.しかし,スクリューヘッドのネジ部分とプレート孔のミゾ部分がかみ合ってロッキングしないと固定力が著しく損なわれる.良好な固定を得て,その利点を生かすには,手技上の注意点に配慮して正しく使用することが重要である.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.