Japanese
English
誌上シンポジウム 整形外科における人工骨移植の現状と展望
人工骨によるリウマチ・関節外科治療
Rheumasurgery Using an Artificial Bone Substitute
橋本 淳
1
,
南平 昭豪
1
,
平尾 眞
1
,
坪井 秀規
2
,
栗山 幸治
3
,
藤井 昌一
4
,
村瀬 剛
1
,
名井 陽
1
,
吉川 秀樹
1
Jun Hashimoto
1
,
Akihide Nampei
1
,
Makoto Hirao
1
,
Hideki Tsuboi
2
,
Koji Kuriyama
3
,
Masakazu Fujii
4
,
Tsuyoshi Murase
1
,
Akira Myoui
1
,
Hideki Yoshikawa
1
1大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学(整形外科)
2大阪労災病院整形外科
3市立豊中病院整形外科
4ガラシア病院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Graduate School of Medicine, Osaka University
2Department of Orthopaedic Surgery, Osaka Rosai Hospital
3Department of Orthopaedic Surgery, Toyonaka Municipal Hospital
4Department of Orthopaedic Surgery, Gratia Hospital
キーワード:
リウマチ関節外科手術
,
rheumasurgery
,
人工骨
,
artificial bone substitute
Keyword:
リウマチ関節外科手術
,
rheumasurgery
,
人工骨
,
artificial bone substitute
pp.25-30
発行日 2009年1月25日
Published Date 2009/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408101432
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
関節リウマチの治療戦略は生物学的製剤の登場により大きく変化しつつある.それは,薬物療法の範囲にとどまらず,むしろリウマチ関節外科的治療の分野でこそ大きく変わりつつある.その中の一つの事例として,十分な疾患コントロールを行いつつ人工骨移植をうまく利用した手術の適応が広がったことが挙げられる.これによりこれまでに比較して高いゴールを目指した手術を行うことができるようになったが,このリウマチの手術治療戦略の変革をもたらしたもう一つの要因は,内部にまで迅速に骨形成が進む骨伝導に優れた全気孔連通ハイドロキシアパタイト多孔体の登場である.生物学的製剤もこの連通多孔体人工骨も同じ2003年に登場した.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.