Japanese
English
臨床報告・1
高吸収性ポリマーを用いた動脈塞栓術が有効であった内腸骨動静脈奇形の1例
A case of internal iliac arteriovenous malformations successfully treated by transcatheter arterial embolization using super absorbent polymer microsphere
岸渕 正典
1
,
堀 信一
3
,
三谷 尚
2
,
島本 茂利
2
,
油谷 健司
2
,
原田 貢士
2
Masanori KISHIBUCHI
1
1市立貝塚病院外科
2市立貝塚病院放射線科
3りんくう総合医療センター市立泉佐野病院放射線科
キーワード:
高吸収性ポリマー
,
動脈塞栓術
,
内腸骨動静脈奇形
Keyword:
高吸収性ポリマー
,
動脈塞栓術
,
内腸骨動静脈奇形
pp.1059-1062
発行日 2000年8月20日
Published Date 2000/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904187
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はじめに
動静脈奇形(arteriovenous malformations,以下,AVM)は血管奇形の一種で,一般に先天性の発育異常と考えられ,全身のあらゆる部分に発生するが,とくに脳・四肢に好発し,骨盤内のものは比較的稀である.
今回,筆者らは内腸骨AVMに高吸収ポリマー(super absorbent polymer microsphere1),以下,SAP-M)を用いた動脈塞栓術(以下,TAE)が有効であった1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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