Japanese
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臨床報告・1
胃癌術後6年で4型直腸癌を思わせる直腸狭窄をきたした転移性直腸再発の1症例
A case of Borrmann type 4-like stenotic rectal reccurence from 6 year prior gastric cancer:A case report
今津 浩喜
1
,
落合 正宏
1
,
中山 邦久
1
,
船曵 孝彦
1
,
黒田 誠
2
,
溝口 良順
2
Hiroki IMAZU
1
1藤田保健衛生大学医学部船曵外科
2藤田保健衛生大学医学部第1病理
キーワード:
胃癌術後再発
,
直腸再発
,
4型直腸癌
,
転移性直腸
Keyword:
胃癌術後再発
,
直腸再発
,
4型直腸癌
,
転移性直腸
pp.1629-1632
発行日 1999年12月20日
Published Date 1999/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903991
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はじめに
本邦における4型(び漫浸潤型)大腸癌の頻度は全大腸癌の0.08〜0.57%1,2)と稀で,原発性と転移性ともほぼ同数の報告があり,このうち転移性では胃癌によるものが多い3,4).こうした中でも胃癌術後5年を経過して発症したものは検索した限りにおいて10例と数少ない.今回われわれは胃癌術後6年を経過して4型直腸癌を思わせる直腸狭窄をきたした転移性直腸再発の1症例を経験したので報告する.
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