Japanese
English
臨床報告・1
肝外胆管拡張を伴い,胆汁アミラーゼが高値を示した総胆管瘤の1例
A case of choledochocele with extrahepatic bile duct dilatation, and high concentration of amylase in bile
大塚 隆生
1
,
児玉 和彦
1
,
西方 不二彦
1
Takao OTSUKA
1
1九州厚生年金病院外科
キーワード:
先天性胆道拡張症
,
総胆管瘤
,
膵胆管合流異常
Keyword:
先天性胆道拡張症
,
総胆管瘤
,
膵胆管合流異常
pp.495-498
発行日 1998年4月20日
Published Date 1998/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903162
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はじめに
総胆管瘤(choledochocele)はAlonso-Lej Ⅲ型の先天性胆道拡張症として知られる稀な疾患であるが,膵胆管合流異常の合併頻度は非常に低い.今回筆者らは総胆管瘤に右肝管の嚢状拡張および総胆管から総肝管の管状拡張を伴い,胆汁アミラーゼが高値を示した1例を経験したので,文献的考察を加え報告する.
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