Japanese
English
特集 急性腹症—画像診断から初期治療まで
消化管出血と画像診断
Endoscopic and radiological approach for the diagnosis and treatment of gastrointestinal bleeding
大谷 吉秀
1
,
熊井 浩一郎
2
,
橋本 統
3
,
石塚 裕人
1
,
林 憲孝
1
,
久保田 哲朗
1
,
北島 政樹
1
Yoshihide OTANI
1
1慶應義塾大学医学部外科
2慶應義塾大学医学部内視鏡センター
3慶應義塾大学医学部放射線診断科
キーワード:
緊急内視鏡検査
,
interventional radiology
,
AGML
Keyword:
緊急内視鏡検査
,
interventional radiology
,
AGML
pp.1115-1119
発行日 1996年9月20日
Published Date 1996/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902389
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緊急処置を要する消化管出血は広義の急性腹症に含まれる.吐血や下血といった出血の臨床症状が認められるまでにすでに多量の出血を伴っていることが多い.また高齢者や他の合併症疾患を伴う症例も少なくなく,全身状態の把握,ショックに対する治療,内視鏡やinterventional radiol-ogyによる的確な出血源の検索と原因疾患の診断,治療方針の決定など救命を念頭においた迅速な対応が求められる.
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