Japanese
English
臨床報告・1
後腹膜に発生した傍神経節腫の1切除例
Retroperitoneal paraganglioma:Report of a cases
田原 一樹
1,4
,
大畑 佳裕
1
,
千々岩 一男
1
,
佐久本 操
2
,
梶原 正章
3
,
田中 雅夫
1
Kazuki TAHARA
1,4
1九州大学医学部第1外科
2九州大学医学部泌尿器科
3九州大学医学部第2病理
4現:八幡製鉄所病院外科
キーワード:
後腹膜腫瘍
,
傍神経節腫
Keyword:
後腹膜腫瘍
,
傍神経節腫
pp.1095-1097
発行日 1995年8月20日
Published Date 1995/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901956
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はじめに
後腹膜腫瘍は比較的稀な疾患であり,Packら1)は,全腫瘍数に対しその発生頻度は0.2%と報告している.そのなかでも,後腹膜原発の傍神経節腫(paraganglioma)の報告例は150例にも満たず,本邦報告例は54例にすぎない3-6).
今回われわれは,後腹膜原発の傍神経節腫の1切除例を経験したので報告する.
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