Japanese
English
臨床報告・1
胎児性癌を伴った異時性三重複癌の1切除例
A rare case of resected triple cancer including embryonal carcinoma
石倉 久嗣
1
,
森田 純二
1
,
吉澤 潔
1
,
三浦 一真
1
,
増田 栄太郎
1
,
高尾 貴史
1
Hisashi ISHIKURA
1
1高松赤十字病院外科
キーワード:
三重複癌
,
胎児性癌
,
肝細胞癌
,
腎細胞癌
,
後腹膜腫瘍
Keyword:
三重複癌
,
胎児性癌
,
肝細胞癌
,
腎細胞癌
,
後腹膜腫瘍
pp.257-260
発行日 1995年2月20日
Published Date 1995/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901794
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はじめに
近年,悪性腫瘍に対する診断技術の向上,高齢化に伴い,原発性重複癌を経験することが多くなっている.しかし,三重複癌症例は比較的稀で,さらに切除例の報告は少ない.今回われわれは,単独発生も稀である胎児性癌の術後経過観察中に,原発性肝癌,腎細胞癌を認めた症例を経験し,すべて外科的に切除し得たので,若干の文献的考察を加え報告する.
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