Japanese
English
臨床報告
プロスタグランディンE1持続動注により治癒した虚血性骨壊死
The effect of intra-arterial infusion of prostaglandin E1 for osteolysis due to ischemic disease
笠島 史成
1
,
明元 克司
1
,
竹村 博文
1
,
手取屋 岳夫
1
,
上山 武史
1
Fuminori KASASHIMA
1
1国立金沢病院心臓血管外科
キーワード:
プロスタグランディンE
,
持続動注
,
虚血性骨壊死
Keyword:
プロスタグランディンE
,
持続動注
,
虚血性骨壊死
pp.1489-1493
発行日 1994年11月20日
Published Date 1994/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901722
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はじめに
末梢循環障害による虚血性壊疽で骨病変を伴うものは,従来,切断の適応とされてきた.今回われわれは,足趾に虚血性の骨病変が存在し,かつ下肢血行再建不能である症例に対し,プロスタグランディンE1(PGE1)持続動注療法を施行して著明な改善を認め,足部切断を回避しえたので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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