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特集 ストーマの造設と管理—患者のQOLの視点から
ストーマの管理(1)—ストーマ装具による管理
Stoma therapy with pouching system
澤口 裕二
1,2
Yuji SAWAGUCHI
1,2
1旭川厚生病院外科
2北海道大学医学部第1外科
キーワード:
ストーマ
,
ストーマケア
,
パウチ
,
自然排便法
Keyword:
ストーマ
,
ストーマケア
,
パウチ
,
自然排便法
pp.1399-1407
発行日 1994年11月20日
Published Date 1994/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901708
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ストーマケアの基本はセルフケアである.近年のストーマ装具の目ざましい発達に伴い,ストーマケアの考え方も変化してきている.また,進歩したストーマケアに適したストーマを作成することも重要である.外科医には,装具によるストーマの補正とその限界を理解することが,術後の良いストーマ管理のために要求される.現在の装具による補正は高さの補正が基本であり,そのためにはフランジの特徴,コンベックス型装具の意義,ベルトによる圧迫の適応を理解することが重要である.
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