特集 日常診療に役立つ小児画像診断のコツ
透視・造影検査 注腸造影
赤坂 好宣
1
1兵庫県立こども病院 放射線診断科
キーワード:
人工肛門造設術
,
便秘
,
注腸造影
Keyword:
Barium Enema
,
Constipation
pp.1469-1475
発行日 2021年9月1日
Published Date 2021/9/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2022011609
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<Key Points>(1)成人と同様に行える年長児以降では、被曝低減や診断を確実にするために主に注腸検査を担当している放射線科医や消化器科医に依頼するほうがよい。(2)二重造影不要の場合、肛門より結腸へ腸管径の口径差(caliber change)の有無を観察し、撮影する。その際、ある程度腸管を加圧して膨らませる必要がある。(3)二重造影が必要な場合の当院での検査の実際を紹介。できるだけ検査担当医を決めて複数で行うほうがよい。
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