Japanese
English
臨床研究
十二指腸乳頭部癌の予後に関する臨床病理学的検討
A clinicopathological study on prognostic factors in carcinoma of the papilla of Vater
吉田 隆典
1
,
北野 正剛
1
,
井餘田 直慶
1
,
中島 公洋
1
,
金 良一
1
,
小林 迪夫
1
Takanori YASHIDA
1
1大分医科大学第1外科
キーワード:
十二指腸乳頭部癌
,
予後規定因子
,
膵臓浸潤
,
リンパ節転移
Keyword:
十二指腸乳頭部癌
,
予後規定因子
,
膵臓浸潤
,
リンパ節転移
pp.1463-1467
発行日 1993年11月20日
Published Date 1993/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901426
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はじめに
十二指腸乳頭部癌(乳頭部癌)の予後規定因子としては,組織学的膵臓浸潤や組織学的リンパ節転移を指摘する報告1-4)が多いが,症例によっては治癒切除がなされたと考えられても,早期に再発死亡する場合がある.そこで今回,自験例を胆道癌取扱い規約5)に準じて分類し,乳頭部癌の予後に関する組織学的因子と再発様式について検討を加えたので報告する.
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