特集 Dos & Don'ts外来の小外科
Ⅶ.四肢・皮膚
4.靱帯損傷
山口 栄
1
,
田畑 四郎
1
1いわき市立総合磐城共立病院整形外科
pp.204-205
発行日 1993年10月30日
Published Date 1993/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901361
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靱帯とは骨と骨とを連結している結合組織で,関節運動時の安定性保持に重要な役割を担っている.そのため,これらの靱帯が損傷されると,初期には関節の可動域制限および運動時痛をきたし,慢性化すると関節の不安定を引き起こす.単純X線では骨傷を認めないのが大部分なので,見逃されることが多く注意が必要である.
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