特集 Dos & Don'ts外来の小外科
Ⅵ.尿路・性器
13.STD
染野 敬
1
,
川原 敏行
1
1国立水戸病院泌尿器科
pp.194-195
発行日 1993年10月30日
Published Date 1993/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901357
- 有料閲覧
- 文献概要
泌尿器科領域の性感染症(STD)には,淋菌,クラミジア,ウイルス,各感染があり,最も頻度の高い疾患は,淋菌,クラミジアを原因とする尿道炎である.このうち,クラミジアを主体とする非淋菌性尿道炎は,淋菌性尿道炎の2〜3倍を占めている.また,男女性器に生じるウイルス感染症である性器ヘルペス,尖形(圭)コンジロームは増加傾向にある.STDは,診断がつけば治療法はおのずと決まってくるので,診断までの流れを述べる.
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.