Japanese
English
セミナー 性感染症—最近の話題・1
STDの原因微生物の特徴およびSTDの疾学
STD-Current Topics-1 Characteristics of Causative Organisms and Epidemiology of STDs
塚本 泰司
1
,
広瀬 崇興
1
,
西村 昌宏
1
,
岩澤 晶彦
1
,
佐藤 隆志
1
Taiji Tsukamoto
1
,
Takaoki Hirose
1
,
Masahiro Nishimura
1
,
Akihiko Iwasawa
1
,
Takashi Satoh
1
1札幌医科大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology,Sapporo Medical University School of Medicine
キーワード:
性感染症
Keyword:
性感染症
pp.109-115
発行日 1996年2月20日
Published Date 1996/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901675
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厚生省感染症サーベイランス事業年報による定点当たりのSTD患者数は疾患によって若干減少傾向はあるもののクラミジア感染症ではその傾向はない。この疾患における無症候性感染の頻度は男女とも一般の人の5%程度に認められる。STDの予防を考えた場合,この無症候感染の防止とスクリーニングが大きな課題である。このような背景を考え,STDの原因微生物の特徴と疫学について概説した。
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