特集 Dos & Don'ts外来の小外科
Ⅵ.尿路・性器
1.尿路外傷
福井 準之助
1
1聖路加国際病院泌尿器科
pp.168-170
発行日 1993年10月30日
Published Date 1993/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901345
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腎,尿管,膀胱,尿道の外傷のうち,外来で可能な処置は軽度損傷に限られる,小児では奇形腎の損傷のことが多いので,超音波検査などによる原疾患の追及が必要.尿管は骨盤内臓器手術時に損傷されることが多く,外来で診ることは稀である.骨盤骨折を伴う男性の膀胱外傷や尿道外傷の後遺症として,インポテンスに注意する必要がある.
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