Japanese
English
臨床報告
胃外性に発育した巨大胃平滑筋肉腫の1例
A case of a extragastrically growing giant leiomyosarcoma of the stomach
佐々木 愼
1
,
小西 富夫
1
,
根岸 征示
1
,
渡辺 春子
1
,
中島 利子
2
,
森 一博
3
1大森赤十字病院外科
2大森赤十字病院病理
3大森赤十字病院消化器科
キーワード:
巨大胃平滑筋肉腫
,
胃外型
Keyword:
巨大胃平滑筋肉腫
,
胃外型
pp.813-816
発行日 1993年6月20日
Published Date 1993/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901189
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はじめに
胃悪性腫瘍のなかで胃平滑筋肉腫の占める割合は0.1〜1.0%1)といわれており,胃癌に比べてその発生頻度ははるかに低い.膨張性に発育して,ときに巨大化することが知られており,文献上,最大径15cm以上に発育したものを巨大胃平滑筋肉腫と称している2).
今回われわれは,その1例を経験したので,これまでの本邦報告例と合わせて集計し,その臨床病理学的特徴を中心に検討したので報告する.
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