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特集 局所麻酔を行う外科医へ
局所麻酔基本手技(2)—脊椎麻酔,硬膜外麻酔
Basic placement in regional anesthesia:Spinal anesthesia and epidural anesthesia
横山 和子
1
1日本医科大学附属第1病院麻酔科
キーワード:
脊椎麻酔
,
麻酔高
,
硬膜外麻酔
Keyword:
脊椎麻酔
,
麻酔高
,
硬膜外麻酔
pp.313-320
発行日 1993年3月20日
Published Date 1993/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901121
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局所麻酔,特に脊椎麻酔と硬膜外麻酔は近年見直され,麻酔法としてのみならず,術後鎮痛を目的に本法の使用頻度は急激に増加しているのが現状である.
脊椎麻酔と硬膜外麻酔はともに手術時の麻酔法として使用でき,かつ術後鎮痛を目的に両者とも鎮痛薬の1回注入または,カテーテルを挿入することにより持続注入ができる.
それぞれの麻酔法につき,前準備,前投薬,手技の要点,合併症対策などについて述べる.特に,臨床で汎用されている脊椎麻酔にウエートをおき,紙面上,硬膜外麻酔は簡単に述べるに止める.
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