Japanese
English
臨床報告
左肺全摘術後MRSA膿胸の1治験例
A case of methicilin resistant staphylococcus aureus empyema following left pneumonectomy
宮本 伸二
1
,
田中 康一
1
,
近間 英樹
1
,
岡田 秀司
1
,
葉玉 哲生
1
,
内田 雄三
1
1大分医科大学第2外科
キーワード:
MRSA
,
膿胸
,
多発性嚢胞腎症
Keyword:
MRSA
,
膿胸
,
多発性嚢胞腎症
pp.257-260
発行日 1993年2月20日
Published Date 1993/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901113
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はじめに
MRSA(メチシリン—セフェム耐性黄色ブドウ球菌)感染症は,最近では認識も深まり治癒率も高まってきたが,全身状態不良ないわゆるcom-promised hostでは,依然,治療は困難である.われわれは,肝腎機能障害があり,高齢であるにもかかわらず完治することができた左肺全摘術後MRSA膿胸を経験したので報告する.
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