特集 外科患者・薬物療法マニュアル
Ⅴ.併存疾患をもつ外科患者の薬物療法
7.不整脈
松尾 博司
1
,
宮尾 秀樹
2
1埼玉医大総合医療センター第3内科
2埼玉医大総合医療センター・麻酔科
pp.162-165
発行日 1992年10月30日
Published Date 1992/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900980
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不整脈の薬物治療の必要性は,次の3つの面から評価されなければならない.
第1は,不整脈自体の危険性である.心停止や心室細動は,放置すれば死亡する状態であるから別として,例えば同じ心室期外収縮でも,連結期の短い,いわゆるRonT現象を示すものは,心室細動誘発の危険がある.
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