Japanese
English
臨床報告
多発性の原発性非特異性小腸潰瘍の1穿孔例
A case report of multiple perforative primary nonspecific ulcers of the small intestine
光吉 明
1
,
中上 美樹夫
1
,
三好 賢一
1
,
浮草 実
1
,
西嶋 義信
1
Akira MITSUYOSHI
1
1大和高田市立病院外科
pp.637-640
発行日 1991年5月20日
Published Date 1991/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900444
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はじめに
原発性非特異性小腸潰瘍は,従来より穿孔を起こしやすいといわれているが,大部分は単発性の潰瘍の穿孔によるものであり,多発性にみられることは稀である.
今回,われわれは直腸癌手術後の経過観察中に多発性の原発性非特異性小腸潰瘍の穿孔による腹膜炎を起こした症例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
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