Japanese
English
臨床報告
18年間にわたり発生した胃(2病変)・大腸(4病変)多発重複癌の1例
A case of synchronous and metachronous multiple carcinomas of the stomach and the colon
梅田 貴之
1
,
山村 義孝
1
,
紀藤 毅
1
,
中里 博昭
1
Takayuki UMEDA
1
1愛知県がんセンター消化器外科部
pp.375-378
発行日 1991年3月20日
Published Date 1991/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900403
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
近年,各種の癌に対する診断技術・治療手段の向上により,悪性腫瘍の術後長期生存例が増加しつつあり,それに伴って重複癌や多発癌の症例も増加する傾向にある.今回18年間にわたって5回の手術を行った6重癌(胃と大腸の異時性・同時性の重複および多発癌)の1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
Copyright © 1991, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.