Japanese
English
特集 Day Surgeryはどこまで可能か
下部消化管におけるDay Surgery
Day surgery of lower bowel and anal diseases
高野 正博
1
Masahiro TAKANO
1
1大腸肛門病センター高野病院
pp.43-49
発行日 1991年1月20日
Published Date 1991/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900350
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肛門疾患におけるday surgeryは,洋の東西を問わず古代より行われてきた,わが国でも東洋(中国)から渡来したと思われる外来処置法によって治療が行われていた.近代に至っては,欧米より導入された入院・根治術の方が優勢になってきているが,中国伝来の外来処置法,西洋のoffice procedure,入院・手術の形で行われている根治術の3つを,各疾患の病状と程度に応じて応用すれば,外来処置で十分満足すべき治療効果が得られるものと思われる.ここでは,下部消化管のday surgeryを特に肛門疾患に限定して,その総論,各論および将来の展望について述べる.
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