Japanese
English
臨床報告
イレウスで発症した上行結腸腺扁平上皮癌の1例
A case of adenosquamous carcinoma of the ascending colon developed ileus as an initial manifestation
松本 勝
1
,
五嶋 博道
1
,
山碕 芳生
1
,
太田 正澄
1
,
伊藤 史人
1
,
曾我 俊彦
2
Masaru MATSUMOTO
1
1三重県厚生連中勢総合病院外科
2三重県厚生連中勢総合病院病理
pp.1301-1303
発行日 1990年10月20日
Published Date 1990/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900208
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はじめに
大腸原発の悪性腫瘍はそのほとんどが高および中分化型腺癌であり,扁平上皮成分を有する腫瘍の報告はきわめて少ない.
われわれは,上行結腸に発生し,腸閉塞を来した腺扁平上皮癌の1例を経験したので報告する.
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