Japanese
English
特集 消化管吻合法—私の方法とコツ
食道胃吻合
Esophagogastrostomy
桑野 博行
1
,
杉町 圭蔵
1
Hiroyuki KUWANO
1
,
Keizo SUGIMACHI
1
1九州大学医学部第2外科
pp.1073-1077
発行日 1990年9月20日
Published Date 1990/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900173
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食道再建時における食道胃吻合術を,手縫いおよびEEAを用いた器械吻合による方法に分けて,教室で行っている方法を具体的に供覧した.食道癌の切除再建術の場合は通常,食道亜全摘および胸骨後または胸壁前経路を用い,頸部での食道胃吻合を行っているが,ごく早期でリンパ節転移の可能性が低く,病変が下部食道に局在しているような場合には,胸腔内吻合法も教室では施行しており,この胸腔内吻合法についても併せて紹介した.さらに,頸部および胸腔内における食道胃器械吻合に関する臨床成績についても言及した.
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