Japanese
English
臨床報告
両側多数回切除を行った直腸癌肺転移の1例
A long survival case after repeated resection of bilateral pulmonary and brain metastases from rectal cancer
腰塚 浩三
1
,
宮元 秀昭
1
,
早川 和志
1
,
羽田 圓城
1
,
丸山 雄二
1
,
大谷 五良
1
Kouzou KOSHIZUKA
1
1三井記念病院外科
pp.1017-1020
発行日 1990年8月20日
Published Date 1990/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900164
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はじめに
大腸癌肺転移の治療は,一般的には外科的治療以外に有効な治療法はなく,その適応は近年拡大される傾向にある.今回われわれは,直腸癌術後肺転移症例に対し両側開胸も含め合計5回の肺転移巣切除と1回の脳転移巣切除を施行し,初回肺転移巣切除後より6年の延命を得ている症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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