Japanese
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特集 人工材料・人工臓器
ドレーン,ステント
Drain and Stent
北川 龍一
1
Ryuichi Kitagawa
1
1順天堂大学医学部泌尿器学教室
1Department of. Urology, Juntendo University School of Medicine
pp.557-561
発行日 1991年7月20日
Published Date 1991/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900390
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はじめに
泌尿器外科において,ドレーンとステントは欠くべからざる材料である.特に,ドレーンはややもすれば安易に考えられがちであるが,設置する場所,ドレーンそのものの機能によっては折角うまくいった手術も思わぬ経過をたどることがある.また,ステントも適したものを選ばないと,かえって尿の流通を妨げるような結果をまねくおそれがある.このような意味から,ドレーンひとつにしても,手術に使う縫合糸などと同様に十分吟味して選ぶことが肝要と思われる.
現在では,ドレーンにせよステントにせよ多くのメーカーが色々な種類の製品を販売しているので,到底これらすべてを網羅することは不可能である.本稿では.むしろ著者の使用経験をまじえて,使用者側の立場に立った商品の紹介を行うことになろうと思うので,多少独断と偏見があるであろうことを,予めお断わりしておく.
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