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特集 外科医必携 患者さんとのトラブルを防ぐためのハンドブック
各論
上部消化管外科手術における医療安全と患者説明—胃瘻造設を中心に
Safety and informed consent in upper gastrointestinal surgery
浦辺 雅之
1
,
坂本 啓
1
,
三輪 快之
1
,
瀬戸 泰之
1
Masayuki URABE
1
1東京大学大学院消化管外科学
キーワード:
経皮内視鏡的胃瘻造設
,
合併症
,
手技関連死
Keyword:
経皮内視鏡的胃瘻造設
,
合併症
,
手技関連死
pp.302-306
発行日 2024年3月20日
Published Date 2024/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214470
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【ポイント】
◆全身状態不良の患者が対象となる胃瘻造設では,合併症から不幸な転機をたどる可能性も少なくない.
◆患者の病態や予後の把握が十分でないと,合併症のリスクが増大する.また,胃瘻を十分活用できなくなる.
◆胃瘻造設の適応については,倫理的な考察も求められ,施行医には胃瘻のメリット・デメリットを正確に説明する能力が必須である.
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