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特集 術後急変!—予知・早期発見のベストプラクティス
各論2:疾患別の対応
上部消化管手術の縫合不全の予知・早期発見のベストプラクティス
Management of anastomotic leakage after upper gastrointestinal surgery
田中 千恵
1
,
神田 光郎
1
,
小寺 泰弘
1
Chie TANAKA
1
1名古屋大学大学院医学系研究科消化器外科学
キーワード:
上部消化管手術
,
縫合不全
,
食道再建
,
食道空腸吻合
Keyword:
上部消化管手術
,
縫合不全
,
食道再建
,
食道空腸吻合
pp.828-831
発行日 2023年7月20日
Published Date 2023/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214181
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【ポイント】
◆発熱や腹痛の増悪,炎症反応の上昇などといった縫合不全が疑われる所見を認める場合は,まずCT検査を行う.CT検査で確定診断がつかない場合は,他の検査も行い複数の結果から総合的に判断する.
◆重篤な状態で,かつ縫合不全を疑うが確定診断に至らない場合は,できうる治療を開始しながら繰り返し密に検査を行う.
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