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特集 ラパ胆を極める!
基本術式とそのバリエーション
慢性胆囊炎に対する腹腔鏡下胆囊摘出術
Laparoscopic cholecystectomy for chronic cholecystitis
大目 祐介
1,2
,
本田 五郎
1,2
Yusuke OME
1,2
1東京女子医科大学消化器・一般外科
2東京女子医科大学外科学講座肝胆膵外科分野
キーワード:
腹腔鏡下胆囊摘出術
,
慢性胆囊炎
,
SS-Inner層
Keyword:
腹腔鏡下胆囊摘出術
,
慢性胆囊炎
,
SS-Inner層
pp.682-687
発行日 2022年6月20日
Published Date 2022/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213737
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【ポイント】
◆SS-Inner層(SS-I)を露出する層を鈍的剝離で拡大する手技は,胆囊壁に線維化をきたした症例において,より重要な意義をもつ.
◆SS-Iを露出する層を鈍的に剝離できなければ,胆囊摘出を断念して胆囊壁の一部を残す手技(bailout procedure)に切り替える.
◆術前の画像検査で,胆囊癌がないことと頻度の高い胆管走向異常である南廻り後区域枝の有無を確認する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年6月末まで)。
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