Japanese
English
特集 徹底解説 術後後遺症をいかに防ぐか—コツとポイント
直腸癌
排便障害—予防のための工夫と起きたときの対処法
How to prevent low anterior resection syndrome
吉岡 和彦
1
,
徳原 克二
1
,
関本 貢嗣
2
Kazuhiko YOSHIOKA
1
1関西医科大学総合医療センター外科
2関西医科大学附属病院外科
キーワード:
直腸癌術後
,
排便障害
,
LARS
,
内圧検査
Keyword:
直腸癌術後
,
排便障害
,
LARS
,
内圧検査
pp.43-46
発行日 2021年1月20日
Published Date 2021/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213237
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
【ポイント】
◆術後の機能障害が起こる機序は,直腸肛門部に対する直接的な損傷や神経障害などによるとされるが,すべてが明らかとなっているわけではない.
◆術後障害を完全に回避することは困難であるが,いくつかの手段により一定の効果は期待できる.
◆一旦発現した術後排便障害に対しては,保存的治療と積極的な外科的治療がある.
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.