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特集 徹底解説 術後後遺症をいかに防ぐか—コツとポイント
食道癌
縦隔アプローチでの反回神経麻痺—その特徴と術中持続神経モニタリングの有用性
Features and reduction of recurrent laryngeal nerve paralysis with continuous intraoperative nerve monitoring in transmediastinal radical esophagectomy
藤原 斉
1
,
塩崎 敦
1
,
小西 博貴
1
,
大辻 英吾
1
Hitoshi FUJIWARA
1
1京都府立医科大学消化器外科
キーワード:
食道癌
,
縦隔アプローチ
,
持続神経モニタリング
,
術中ナビゲーション
,
学習効果
Keyword:
食道癌
,
縦隔アプローチ
,
持続神経モニタリング
,
術中ナビゲーション
,
学習効果
pp.11-18
発行日 2021年1月20日
Published Date 2021/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213232
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【ポイント】
◆持続神経モニタリングを用いることで,反回神経麻痺リスク操作をリアルタイムに認識し回避することができ,麻痺の軽減,さらには予防が可能である.
◆左頸部からの縦隔アプローチでは,頸胸境界部と大動脈弓部が麻痺の好発部位であり,牽引と熱損傷が最多の原因であった.
◆麻痺リスク操作,麻痺症例の学習は,外科医のスキル向上を促進する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2024年1月末まで)。
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