昨日の患者
秘蔵されていた妻へのラブレター
中川 国利
1
1日本赤十字社東北ブロック血液センター
pp.1206
発行日 2020年10月20日
Published Date 2020/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213084
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- 文献概要
外科医の仕事は診療であるが,日々の医療行為を介して患者さんやその家族との人間関係も生まれる.患者さんが亡くなっても患者家族と続く,交流の一端を紹介する.
Iさんは70歳代半ばの胃癌患者さんであった.術後にイレウスを繰り返し,最終的には再発で黄泉の世界に旅立った.Iさんが亡くなって7年が経過し,ご主人から手紙をいただいた.
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