増刊号 すぐに使える周術期管理マニュアル
Ⅲ章 術式別の術前・術中・術後管理
肝
肝腫瘍に対するablation
髙浦 健太
1
,
黒崎 雅之
1
Kenta TAKAURA
1
1武蔵野赤十字病院消化器科
pp.168-170
発行日 2019年10月22日
Published Date 2019/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212688
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肝腫瘍,特に肝細胞癌に対する局所療法として,2004年に経皮的ラジオ波焼灼療法(radiofrequency ablation:RFA)が保険適用となって以降は,局所の根治性や生命予後から,ガイドライン上もRFAが標準治療の一つとされている1,2,3).
穿刺方法については,エコーガイド下や腹腔鏡下に穿刺針を直接穿刺する方法や,当院のように,ガイドニードルおよび内外筒針を用いた2ステップ穿刺も方法の一つである(図1).
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