増刊号 すぐに使える周術期管理マニュアル
Ⅱ章 併存症をもつ患者の評価とその術前・術後管理
呼吸器疾患
気管支喘息
松谷 哲行
1
Noriyuki MATSUTANI
1
1帝京大学医学部附属溝口病院外科
pp.56-58
発行日 2019年10月22日
Published Date 2019/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212655
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術前評価
●気管支喘息は,「気道の慢性炎症を本態とし,変動性を持った気道狭窄(喘鳴,呼吸困難)や咳などの臨床症状で特徴付けられた疾患」と日本アレルギー学会で定義されている1).
●病態の特徴は,「好酸球性気道炎症」「気道過敏性亢進」「可逆性気道狭窄」の3つである.
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