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特集 徹底解説! 噴門側胃切除術
私の手技:再建
Tri double-flap hybrid methodによる食道残胃吻合
A simple technique for valvuloplastic esophagogastrostomy in transhiatal laparoscopic proximal gastrectomy with lower esophagectomy: Tri double-flap hybrid method
大森 健
1
,
山本 和義
1
,
原 尚志
1
,
新野 直樹
1
,
青山 佳正
1
,
大植 雅之
1
,
矢野 雅彦
1
Takeshi OMORI
1
1大阪国際がんセンター消化器外科
キーワード:
胃がん
,
消化管再建
,
縫合不全
,
膵液漏
,
合併症
Keyword:
胃がん
,
消化管再建
,
縫合不全
,
膵液漏
,
合併症
pp.836-843
発行日 2019年7月20日
Published Date 2019/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212533
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【ポイント】
◆食道胃接合部がんに対する経裂孔的下縦隔内再建は難易度が高いため,
・下縦隔術野確保法
・安全かつ簡便な吻合法
・縦隔内は陰圧であるため,強力な逆流防止機能をもつ吻合法
の確立が重要である.
◆上川原法は,すべて手縫いであり,経裂孔的腹腔鏡下では手技が煩雑で困難である.
◆Tri double-flap hybrid method(新三角吻合による食道残胃吻合+手縫いフラップ作成)が有用である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年7月末まで)。
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