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特集 こんなときどうする!?—消化器外科の術中トラブル対処法
大腸
ALTA療法後の腹腔鏡下直腸切除術時の術中トラブル
The difficulty of laparoscopic rectal surgery after ALTA therapy
後藤 沙織
1
,
板谷 喜朗
1
,
水野 礼
1
,
稲本 将
1
,
肥田 侯矢
1
,
河田 健二
1
,
坂井 義治
1
Saori GOTO
1
1京都大学消化管外科
pp.452-455
発行日 2019年4月20日
Published Date 2019/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212440
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【ポイント】
◆直腸癌に対する腹腔鏡下手術は,内視鏡の拡大視効果というメリットを享受できる術式であるが,従来の開腹手術と違ったトラブルが発生しうる.
◆特に直腸低位前方切除術における直腸切離,吻合におけるトラブルは術後の縫合不全につながる可能性があり,注意が必要である.
◆われわれは内痔核硬化療法(ALTA療法)後の直腸切除術において,自動縫合器による直腸切離が困難であった症例を経験したため実際の症例を提示し解説する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年4月末まで)。
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