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特集 炎症性腸疾患アップデート—いま外科医に求められる知識と技術
押さえておくべき知識
最新のクローン病に対する内科治療
Current medical management for Crohn's disease
中村 志郎
1
,
樋田 信幸
1
,
渡辺 憲治
1
,
宮嵜 孝子
1
,
髙川 哲也
1
,
横山 陽子
1
,
上子鶴 孝二
1
,
河合 幹夫
1
,
佐藤 寿行
1
,
藤本 晃士
1
,
小柴 良二
1
,
小島 健太郎
1
Shiro NAKAMURA
1
1兵庫医科大学炎症性腸疾患講座内科部門
pp.1327-1333
発行日 2018年11月20日
Published Date 2018/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212266
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【ポイント】
◆本邦ではクローン病患者の50%以上がTNF阻害薬の治療歴を有し,内科治療の中心となっている.
◆新たな生物学的製剤として抗IL-12/23抗体が承認され,診療現場であらたな問題となっているTNF阻害薬の二次無効例にも有効性が期待されている.
◆TNF阻害薬による長期予後改善のためには,Treat to Targetを前提に厳密な治療評価に基づいた積極的な治療強化(accelerated step-up)が求められる.
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