増刊号 あたらしい外科局所解剖全図—ランドマークとその出し方
下部消化管
腹腔鏡下結腸脾彎曲部授動に必要な解剖
大塚 幸喜
1
Koki OTSUKA
1
1岩手医科大学外科
pp.124-129
発行日 2018年10月22日
Published Date 2018/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212231
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●point
●脾彎曲授動の重要なランドマークは,「脾下極」「膵下縁」「Gerota筋膜」である.
●脾下極の確認方法は,横行結腸側から網囊に入り膵下縁をランドマークにする.
●横行結腸側,下行結腸側のどちらから攻めるにしても,Gerota筋膜は重要なランドマークとなる.
●脾彎曲の良好な視野確保のためには,患者の体位変換が有効である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2023年10月末まで)。
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