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特集 最新の胆道癌診療トピックス—新たな治療戦略の可能性を探る
術前治療と切除適応
胆道癌に対する術前治療によるDown-stagingの効果判定法
Neoadjuvant chemotherapy and the evaluation of down-staging effects for biliary tract cancer
加藤 厚
1
,
大塚 将之
2
,
吉富 秀幸
2
,
古川 勝規
2
,
高屋敷 吏
2
,
久保木 知
2
,
高野 重紹
2
,
鈴木 大亮
2
,
首村 智久
1
,
羽鳥 隆
1
,
池田 佳史
1
,
宮崎 勝
1
Atsushi KATO
1
1国際医療福祉大学三田病院消化器センター
2千葉大学大学院医学研究院臓器制御外科学
pp.1446-1452
発行日 2017年12月20日
Published Date 2017/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211877
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【ポイント】
◆切除不能局所進行胆道癌に対してdownsizing chemotherapy施行後のconversion surgeryにより根治切除が可能となる症例があり,集学的治療として有用である.
◆胆道癌の切除可能性(surgical feasibility)については,high volume centerにおいて胆道癌治療に精通した肝胆道外科医により検討することが望ましい.
◆胆道癌の多くに認められる神経浸潤,リンパ管浸潤などに対する化学療法の画像上の効果判定は困難であり,今後の課題である.
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