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特集 術後重大合併症—これだけは知っておきたい緊急処置法
各論
脳梗塞・くも膜下出血
Perioperative ischemic stroke and subarachnoid hemorrhage
清水 信行
1
,
村田 英俊
1
Hidetoshi MURATA
1
1横浜市立大学大学院医学研究科脳神経外科学
pp.678-683
発行日 2017年6月20日
Published Date 2017/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211638
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【ポイント】
◆心房細動,うっ血性心不全,脳血管障害,糖尿病,腎疾患,弁膜症の既往をもつ場合は,周術期に脳卒中が発生する頻度が高い.
◆周術期に脳梗塞が発生した場合,再開通療法を行うには,早期診断が最も重要である.
◆未破裂脳動脈瘤保有者であっても,周術期にくも膜下出血をきたしやすいというエビデンスはないが,周術期の血圧管理には留意する.
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