特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか
神経・筋疾患
脳内出血・くも膜下出血
飯原 弘二
1
1国立循環器病センター脳神経外科
pp.235-238
発行日 2006年11月30日
Published Date 2006/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101520
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近年,リスクファクターの管理により脳内出血による死亡率は急激に減少しているが,くも膜下出血は現在においても重篤な疾患であり,発生率も漸増している.脳内出血の外科治療の適応は,救命の目的以外には異論があるが,直径3cm以上の小脳出血は好適応である.くも膜下出血は,再破裂の防止が肝要であり,症例に応じて,クリッピング術,コイル塞栓術を選択する.
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