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特集 十二指腸乳頭部病変に対する新たな治療戦略—新規約・新ガイドラインに基づいて
内視鏡的治療アプローチ
十二指腸乳頭部癌に対する内視鏡的乳頭切除術の適応と限界
Indication and limitation of endoscopic papillectomy for carcinoma of the ampulla of Vater
真口 宏介
1
,
潟沼 朗生
1
,
高橋 邦幸
1
,
矢根 圭
1
,
金 俊文
1
Hiroyuki MAGUCHI
1
1手稲渓仁会病院消化器病センター
pp.36-39
発行日 2016年1月20日
Published Date 2016/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211046
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【ポイント】
◆十二指腸乳頭部癌に対する標準治療は膵頭十二指腸切除術である.
◆現状のEUS,IDUSを用いてもT1aとT1bの正確な判定は困難である.
◆術前にTisあるいは腺腫内癌の診断が得られれば内視鏡的乳頭切除術の適応となりうるが,遺残,再発などの長期予後を含めたデータの集積が必要である.
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