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特集 外科医が知っておくべき がん薬物療法の副作用とその対策
総論
化学療法の有害事象に関するアセスメント(Grade評価)
Assessment of chemotherapy-associated toxicity for surgical oncologist
三嶋 秀行
1
,
木村 研吾
1
,
安藤 景一
2
,
石黒 成治
2
,
大橋 紀文
2
,
有川 卓
2
,
小松 俊一郎
2
,
宮地 正彦
2
,
佐野 力
2
Hideyuki MISHIMA
1
1愛知医科大学病院臨床腫瘍センター
2愛知医科大学消化器外科
pp.537-541
発行日 2015年5月20日
Published Date 2015/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210735
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【ポイント】
◆化学療法の有害事象は,評価する職種や個人によって異ならないように共通の基準であるCTCAE v4.0を用いて判定する.
◆有害事象のGradeは,診察時ではなくコース中の最悪Gradeを用い,持続期間も参考にして総合的に判断する.
◆医療者がGrade判定をしても,患者個人によって有害事象に対する受け止め方の程度は異なることを理解する.
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