Japanese
English
特集 再発に挑む!—外科治療の役割
術後サーベイランスの考え方と再発時の治療戦略
胃癌
Possible surgical approach for recurrent gastric cancer
山下 裕玄
1
,
瀬戸 泰之
1
Hiroharu YAMASHITA
1
1東京大学医学部附属病院胃食道外科
pp.1090-1095
発行日 2015年9月20日
Published Date 2015/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210867
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【ポイント】
◆胃癌再発は,外科的切除の対象とならない腹膜再発が多くを占めるがゆえに切除対象となる症例数が少ないと考えられ,外科治療の確固たるエビデンスはない.
◆肝・肺といった血行性転移臓器の場合,単発の転移再発であれば外科的切除は治療の選択肢となる.
◆播種が多発せず腹腔洗浄細胞診も陰性であった場合には,腹腔内での再発巣に対して切除を否定するものではない.
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