合併増大号 今月の臨床 エキスパートに学ぶ 女性骨盤底疾患のすべて
疾患各論:排便障害
直腸脱の診断と治療―腹腔鏡下直腸固定術について
小出 欣和
1
,
花井 恒一
1
,
宇山 一郎
1
1藤田医科大学総合消化器外科
pp.108-113
発行日 2019年1月10日
Published Date 2019/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209579
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●直腸脱は骨盤臓器脱の1つであり,他の骨盤臓器脱と合併することが多く,婦人科,泌尿器科との連携が必要な疾患である.
●外科治療には経肛門的/経腹的手術があるが,どちらが優れた術式かいまだ結論は出ていない.
●腹腔鏡下直腸固定術は,低侵襲と根治性を兼ねそなえた優れた術式である.
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