Japanese
English
臨床報告
十二指腸潰瘍穿孔症例にみられた胃Glomus腫瘍の1例
A case of the gastric Glomus tumor with the perforation of the duodenal ulcer
岩田 真
1
,
五嶋 博道
1
,
山碕 芳生
1
,
松本 勝
1
,
苔原 登
1
,
太田 正澄
1
Makoto IWATA
1
1三重県厚生連中勢総合病院外科
pp.1939-1941
発行日 1989年12月20日
Published Date 1989/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210592
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はじめに
Glomus腫瘍は動静脈吻合の特殊型であるGlomus体に由来し,指趾端部に好発する良性腫瘍であるが,胃に発生するものは非常に稀で,われわれの調べ得た範囲では本邦報告例は自験例を含め42例であった.最近,われわれは十二指腸潰瘍穿孔症例にみられた胃Glomus腫瘍の1例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.
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