Japanese
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特集 急性腹症のX線像・エコー像
急性腹症;腹部X線写真の撮り方・読み方
Acute abdomen; Radiographing and interpretation of abdominal film
蜂須賀 喜多男
1
Kitao HACHISUKA
1
1大垣市民病院外科
pp.581-588
発行日 1988年5月20日
Published Date 1988/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209981
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はじめに
急性腹症の画像診断は,超音波検査法(US),Computed Tomography(CT)の出現により,急速の進歩がみられたが,現在においても,腹部X線写真,特に単純X線写真がfirst choiceの検査法であることに変わりはない1).腹部単純X線写真は,短時間内に容易に撮影が可能であり,多くの貴重な情報を与えるものである.
本稿においては,紙面の都合上,腹部X線写真のうち,各種造影診断は各章にゆずり,急性腹症の腹部単純X線写真についてのみ,述べることにする.
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