Japanese
English
臨床報告
胆嚢癌合併Mirizzi症候群の1例
A case of Mirizzi syndrome associated with carcinoma of the gallbladder
原川 伊寿
1
,
蜂須賀 喜多男
1
,
山口 晃弘
1
,
磯谷 正敏
1
,
加藤 純爾
1
,
神田 裕
1
,
松下 昌裕
1
,
小田 高司
1
,
久世 真悟
1
,
真弓 俊彦
1
,
村上 文彦
1
,
中野 哲
2
,
山田 由美子
2
Itoshi HARAKAWA
1
1大垣市民病院外科
2大垣市民病院消化器科
pp.421-424
発行日 1988年3月20日
Published Date 1988/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209959
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はじめに
Mirizzi症候群は胆嚢頸部や胆嚢管に嵌頓した結石や炎症性変化により総肝管に狭窄,閉塞のみられるものをいう.Mirizzi症候群と胆道悪性疾患との鑑別診断の重要性はよくいわれているが,胆嚢癌を合併したMirizzi症候群の報告は非常にまれである.最近われわれは胆嚢結石によるMirizzi症候群に胆嚢癌を合併した1例を経験したので報告する.
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