Japanese
English
臨床報告
術前副腎嚢胞の診断にて開腹した後腹膜神経鞘腫の1例
A case of schwannoma of the retroperitoneum
山口 淳三
1
,
松尾 晃一
1
,
天野 力太
1
,
平田 正信
2
,
池田 高良
3
,
樋上 賀一
3
Junzo YAMAGUCHI
1
1国立小浜病院外科
2国立小浜病院内科
3長崎大学医学部病理学第1教室
pp.1871-1875
発行日 1987年11月20日
Published Date 1987/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209875
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はじめに
神経鞘腫は,末梢神経のSchwann細胞から発生する腫瘍で,身体の各部位とくに頭頸部および上肢に発生することが多く後腹膜腔に原発する神経鞘腫の報告は比較的まれである.最近我々は術前副腎嚢胞の診断にて開膜した後腹膜神経鞘腫の1例を経験したので報告する.
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